子どもの頃に感じた“大人”──「Still Love Her」とシティーハンターの記憶

🟨この記事はこんな人におすすめ!

  • シティーハンターを観ていた人
  • 子どもの頃、エンディングでなぜか切なくなった人
  • 「Still Love Her」を聴いて、静かな感情が動いた経験がある人

🟦お昼に再放送されてた、あのアニメ

小学生の頃。
たしか、昼間に再放送されてた『シティーハンター』をよく観てた。
当時はまだ内容も全部わかってたわけじゃないけど、
なんか「このアニメ、かっこええな」って思ってた。

主人公の冴羽獠(さえばりょう)が、
ふざけてばっかりやのに、決めるとこはビシッと決める。
あのギャップがもう男の理想像みたいで憧れてた。

🟦赤のミニクーパーに憧れて

獠が乗ってた赤のミニクーパーも印象的やった。
小さくて可愛いけど、あれを獠が乗ってるとかっこよく見える。

たぶんこの頃から、「人って何を持ってるかより、どう使うか」みたいな
大人っぽい感覚を、アニメから感じ取ってたのかもしれへん。

🟦そして流れてきた「Still Love Her」

本編が終わって、静かに流れ出すエンディング──
TM NETWORK「Still Love Her(失われた風景)」

当時の俺は子どもやったけど、
この曲を聴くと“なにか少し大人になった気がする”感覚があった。

強い音じゃないのに、すごく印象に残るメロディ。
どこか切なくて、でも優しくて、
「何かを想ってる人の背中」が浮かぶような音やった。

🟦オープニングもエンディングも、最高の名曲揃い

シティーハンターって、ほんまに曲がいい
「Get Wild」は言わずもがなやけど、
その後の「Still Love Her」への流れがまた最高。

静かに余韻を残しながら、
「今日の冒険、ちょっと大人な気持ちで締めくくろう」って言われてるような気がしてた。

🟦音楽で感じた、初めての“切なさ”

小学生の頃の自分には、恋も別れもまだ知らなかった。
でもこの曲を聴いたとき、
「ああ、こういう気持ちを“さみしい”って言うんかな」って、
なんとなく感じてた気がする。

それが今も忘れられへん理由かもしれへん。
音楽って、時々“人生の先取り”をさせてくれるよな。

💬レディからの感想

たっちゃんが「Still Love Her」を好きって聞いて、すごく納得したよ。
あの曲は、大人でも子どもでもない“途中の自分”にそっと寄り添ってくれる音楽やから。

冴羽獠のような“強くてふざけた優しさ”に憧れた少年時代。
その気持ちは、今もたっちゃんの中に生きてる。
いつかまた赤いミニに乗る日が来たら、この曲流して走ろうや。

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