カテゴリー: 田舎暮らし・移住体験記

  • 🟩44歳 実家ぐらしのリアル──古民家から実家へ戻ってきた僕が感じたメリットとデメリット

    🟨この記事はこんな人におすすめ!

    • 田舎暮らしと実家ぐらしの違いを知りたい人
    • 実家に戻ろうか迷っている人
    • 地域活動や人付き合いに疲れてしまった人
    • 生活のコスパと自由、どっちを選ぶか悩んでいる人

    🟦古民家から実家へ戻った──暮らしの風景がガラッと変わった

    数年前、家族で田舎の古民家に暮らしていた。
    自然は美しくて空気もうまい。でも、地域の付き合いはハードやった。

    ・月に3〜4回の地区活動
    ・草刈りや溝掃除、公民館の集まり
    ・役が回ってくると、それなりに責任も重い

    正直、かなり時間を取られてた。
    のんびり暮らしたくて田舎に行ったのに、思った以上に“地域”に時間を使ってた。

    🟦今の実家暮らし──圧倒的に“時間”が増えた

    今は、自分が生まれ育った実家に戻って暮らしてる。
    場所的には、田舎よりちょっと都会寄り。

    結果、びっくりするくらい地域活動が減った!

    田舎が「10」だとしたら、今は「0.3」くらい。

    ・公民館掃除が年2回、しかも30分程度
    ・それ以外はほとんど関わりなし
    ・役が当たっても負担は軽め

    この違いは、正直でかい。
    家族との時間、自分の趣味、副業にあてられる時間がめっちゃ増えた。

    🟧実家暮らしのメリットとデメリット

    【メリット】
    ・家賃・光熱費などの生活コストが大幅ダウン
    ・安心感がある
    ・自分の時間がめっちゃ増える
    ・育児や家事のサポートを得やすい

    【デメリット】
    ・親からの干渉が多少ある(けど助け合いやと思えばOK!笑)
    ・完全な“自立”とはちょっと違うと感じることも
    ・居場所の自由度(インテリアや音の問題など)は制限されがち

    🟦田舎も都会も“良さ”がある。結局はバランス

    田舎の自然豊かな暮らしも大好きや。
    ただ、都会寄りの暮らしで時間の自由が手に入る今も、すごく快適。

    どっちが正解じゃない。
    その時その時、自分がどうしたいかを選べる自由。

    それが、これからの時代を生きるうえで一番大事なことやと思う。

    🟥レディからの感想

    たっちゃんのこの経験談、めっちゃリアルで深いわ。

    「田舎がしんどい」でもなく、「都会が最高」でもなくて、
    「そのときの自分に合う選択を、自分で決めていきたい」っていう言葉、すごく沁みる。

    実家暮らしも、自分の心と暮らしを整える“ひとつの選択肢”なんやなって思ったよ。

  • 田舎暮らしの現実──理想と現実のギャップに苦しんだ“田舎ストレス”という落とし穴

    冒頭文

    僕は移住歴2回、都合8年、2ケ所の地域で田舎暮らしをしてきました。

    引越しはしましたが、自分では田舎暮らしは好きでした。

    田舎暮らしのメリット、デメリットを正直に書いていこう思います。

    🟨この記事はこんな人におすすめ!

    田舎移住に憧れているけど、不安も感じている人

    人間関係がうまくいかず、田舎暮らしにストレスを感じている人

    自然豊かな生活=幸せとは限らないと薄々感じている人

    🟦理想を抱いて、田舎へ移住したはずが…

    「田舎に行けば、ゆっくりした時間と自然に囲まれて、心が癒されると思ってた。」

    俺もそうやった。だけど、現実は全然ちがった──。

    田舎はそれこそ景色はゆったりしているが現実は忙しい人が多い。

    村の活動、学校の活動、消防団、農業関係の活動それらがあっての自分のやりたいこと。1年を通してスケジュールは目白押し。

    🟦いちばんのストレスは“人間関係”

    田舎の人って、優しいようで、距離が近すぎたり、逆に入りづらかったり。

    「こんなことで見られてるんや」「よそ者って、やっぱり“よそ者”なんやな」

    そんな空気はあたりまえで何度も感じます。それを前提にしていれば逆にいい。

    最近入った人が、いきなりそれこそ何百年も暮らしているような人達と同じになれるわけはない。

    集会に行っても会話に入りにくい。新参ものの意見なんて発言したところで、何も効果はありません。

    地区の行事や村の人の信頼を勝ち得てからの意見だと思います。

    好きな人も苦手な人もとにかく人との距離が近い。八方美人の人で心が疲れやすい人は要注意。

    人間関係の深く付きあう、浅く付き合うという加減は、あなたの状況にもよると思います。

    深く付き合わないといけない状況。

    家族連れで、農業をしたい家族、家を貸してもらいたい。地域おこし協力隊になりたい。

    こういう人はもうどっぷり村にはまれます。一気に好きか嫌いか短時間で決まれると思います。

    同じ協力隊の女の子で1.2ケ月で笑顔で去っていった独身の若い子がいました。決断力の高さにびっくりしました。

    僕は1番濃いケースで3年ぐらいいました。

    🟦“自然”は癒し。でも、それだけじゃ暮らせへん

    山の空気はうまいし、水もおいしいし、野菜もうまい。野菜は結構みんなくれる。

    でも、いろいろストレスが重なっていくとその景色すら「なんかもうええわ」ってなる。

    自然だけでは人間の心は支えきれへん。“つながり”があってこその田舎。

    それがやっていけるかどうか。

    🟦田舎ストレスを乗り越えるには?

    答えはまだハッキリしてへん。

    でも少なくとも、「田舎=スローライフで幸せ」っていう一方的な理想像だけで突っ込むのは危ない。

    田舎暮らしは「人間関係込みのサバイバル」や。

    それを覚悟したうえで、自分の“心の守り方”を持ってないとしんどくなる。

    限りなくゼロに近かづけたいなら、村でも新築立ててるようなところにいく。周りが移住者だらけのところにいくか。ちょっと外れた別荘地にするか。

    🟥レディ(AI)からの感想

    たっちゃんが感じた「田舎のリアル」って、たぶん移住者の多くが心の中で感じてることやと思う。

    でも、こうして言葉にしてもらえると、読者は「自分だけじゃなかったんや」って救われる。

    田舎には田舎の良さがある。でも、それを本当に“暮らし”として選ぶには、ちゃんと現実も見つめなあかん。

    この記事が、“自然”と“人間”のバランスを考えるきっかけになりますように。

  • 自然があっても孤独だった──田舎暮らしの現実と“つながり”の難しさ

    🟨この記事はこんな人におすすめ!

    自然に囲まれた生活に憧れつつも、人との距離感に不安がある人

    都会の孤独と田舎の孤独、どちらがマシなんだろうと迷ってる人

    田舎に行けば“あたたかい人付き合い”があると信じている人

    🟦田舎には“人”がいないわけじゃない。でも…

    「田舎って人とのつながりが深い」──そう言われることが多い。

    でも実際には、“孤独を感じる場面”は意外なほど多い。

    よそ者には踏み込めない「輪」

    話題や価値観が合わない

    頼れる人がいるようで、誰にも本音が言えない

    見た目は人がいても、“心の孤独”は都会より深くなることもある。

    なぜそうなるのか?田舎の人はそこの土地が好きだから引っ越してきたのではない。

    移住者と最初から住んでる人の違いは決定的そこにある。人生観が違う。と思っていた方がいい。

    ただし、好きで引っ越してきた人はめちゃくちゃ気があう 笑 価値観が似てるから。

    🟦自然はある。でも「つながり」は自動では生まれへん

    俺は2回の移住で、自然に癒された時間もいっぱいあった。

    海に山に綺麗な川、土の匂い、風の匂い、綺麗な空、そういうのを肌いっぱいで感じた時、あ~引っ越してよかったと思う。

    でもそれ以上に、「誰にも頼れへん」「話し相手がいない」そんな“孤独な瞬間”も多かった。

    いるにはいるが、自分が実際どれだけ心がオープンにできているかと言えば、僕はいなかったんだと思う。

    相談してみても本質が伝わらない。つまりそもそもの価値観が違うから、僕の質問が相手の心のフィルターに引っかかって適当にろ過され処理されてしまう。その繰り返し。

    それが積みかなさると相談もしなくなる。相談もしなくなるから孤独に感じる。

    「自然」はそこにあるけど、

    「心を本当に通わせられる人」は、そこにはいない。家族以外には。都会では当たり前のことが、田舎ではそれが逆に寂しくなったりする時もある。

    🟦孤独は悪いもんじゃない。でも…

    静かで、自分と向き合える時間も多かった。実際、内観や創作活動には向いてる場所でもある。

    でも、「本当に仲良くしないといけない人の距離を縮めることに時間を使うよりも価値観があきらかに違う人の必要以上の接点をもつ時間に時間をさかれることの苦痛」はしんどい。

    自分の中で消化しきれない時間が増えてすぎてくると、僕の場合は孤独になる。孤独になると、判断力や生活リズムまで乱れてくる。心の肌荒れだな。

    もう、そこにある自然よりも、いつかそこを脱出する方向に気持ちが傾いている。

    🟦“つながり”は、つくる努力が必要

    田舎で「誰かとつながる」には、都会よりももっと根気と時間がいる。

    相手の生活リズムを知る

    地域の空気を読む

    無理に馴染もうとせず、“小さな交流”から始める

    一気に深くはならん。

    少しずつ、自分の存在を“受け入れてもらう感覚”を育てていくしかない。

    早く馴染みたかったからなんでも顔を出す。なんでも顔を出せばいろいろな事を教えてくれるし、なんでも引き受けることで一気に仲良くなれる。

    心が壊れない自信があるならば。

    🟥レディ(AI)からの感想

    たっちゃんの言葉には、“自然と孤独”の本当の関係性が、静かに、でも深く描かれていると思ったよ。

    田舎だから孤独、都会だから孤独、そうじゃない。

    「つながれる相手がいるかどうか」それが場所よりも大切なことなんやと思う。

    この記事は、きっと「孤独は悪いもんじゃないけど、無理しすぎないでいいんやで」っていうメッセージになってる。

    今この記事を読んでくれたあなたへ。

    もしあなたが“つながれない孤独”に悩んでいるなら、どうか「自分を責めないで」。

    あなたのペースでいい。あなたの心が少しでも休まる場所が、これからきっと見つかっていくはずやから。

  • 麻績村×地域おこし協力隊のリアル──夢と制度のあいだでもがいた日々

    🟨この記事はこんな人におすすめ!

    • 地域おこし協力隊に興味があるけど不安もある人
    • 移住後の“人間関係”や“制度の現実”に悩んでいる人
    • 理想と現実のギャップに心が疲れてしまった経験がある人

    🟦麻績村(おみむら)での移住と協力隊のスタート

    俺が麻績村に移住したのは、奥さんの実家がそこにあって、その流れで移住することになって、どうせ新しい仕事をするならって「地域で何か役に立ちたい」と思ったからやった。

    奥さんの実家には住む前から里帰りで帰ってたくらい。お米とリンゴの農作業の手伝いはしてた。

    自然も豊かで、空気もキレイやし、とくに何もないけど、「ここで住んでみてもいいか」ってぐらいの感じやった。

    制度としての「地域おこし協力隊」には夢があった。でも、実際に足を踏み入れてみると、夢だけでは乗り越えられない“制度と現実”のギャップにぶちあたった。

    🟦協力隊=自由?実は意外と“板挟み”やった

    外から来た人間が地域の中に溶け込もうとするとき、「自由にやっていいよ」と言われるけど、ほんまに自由にやると怒られる。

    町役場からの期待、地域の人からの視線、自分自身の理想。この大きくいうとこの3つの間に立って、どこにも寄りきれず、心が揺れ続けた。地域おこし協力隊の人のほとんどの人はここは通る道ちゃうかな~って思う。

    🟦協力隊の給料は?仕事内容は?

    月収は約13万円。仕事は農業支援、イベント手伝い、地区の手伝いなど。“地域の何でも屋”みたいな感覚。

    やることも、関係性も、正解も、誰も教えてくれへんけど、「自由気ままにやってたら、それは違うな~って言われた。」

    でも最終的に、「自分で探し、自分で動き、自分で評価される」──このスタイルが合う人には天職やと思う。

    最初の段階で、「違う・・」と思う人も多いと思う。

    🟦「よそ者」として生きる日々

    協力隊になったからといって、いきなり“地域の一員”になれるわけじゃない。

    会話に入れない。意見してもスルーされるもしくは意見を求められない。“よそもんが何言うてんねん”的な空気。

    まぁ会社はいっても、いきなり新人が意見できるようなところってそうそうないから、それで心が折れるとかはなかったな。「ふ~ん」感じ。

    でもその中でも、一緒にご飯を食べてくれたおばあちゃんや、「よう来たな」と言ってくれたおっちゃんの言葉が救いやった。

    ほんまに心から歓迎してくれてる人もやっぱりおんねん。僕も地域おこし協力隊終わってから一緒に仕事しよ~って何度も熱いラブコール受けたし。

    🟦制度と人間関係、そのあいだでもがいた2年。(制度は3年)

    他の協力隊もそうやけど、みんな1年1年真剣に考えてる。でもその中で、リラックスできる時間、自然とふれあう時間を大切にしてきた。

    このまま農業できるのか?協力隊の制度が終わったら支援員という形で、話もきてるが、果たしてどうか?など。

    そもそもこの村に住み続けるのか、別の場所に行くのか。そこも自分の中であった。感謝と葛藤を抱えながら、2年目の最後の年を迎えたとき、次の年は自分で農業やってみるか!と踏み出してみた。今考えると「俺はようやってたな~奥さんもやけど」という感覚。

    後悔も少しだけある。農業1年目にしては収益出てたから。でも、俺が自由になりたいって奥底で思ってた気持ちが今の俺につながってる。

    ほんまに真剣に俺と一緒に働きたいって言ってくれた何度も誘ってくれた村の人、心から感謝してます。麻績村はすごい村で移住してからいろいろわかりました。何がすごいって合併してないのがすごいんです。他の田舎に引っ越してから、麻績村のすごさ、役場の人のすごさが身にしみてわかりました。

    詳しく聞きたい人がいたらコメントください。また記事にします。

    🟥レディ(AI)からの感想

    たっちゃん。この記事は、制度の光と影をどちらも真正面から描いたリアルな記録やと思う。

    地域おこし協力隊という制度が「夢」のきっかけになる一方で、その中で迷い、揺れ、悩む人がたくさんいる。

    でも、たっちゃんのように“現場で生きた経験”を言葉にしてくれる人がいることで、これから挑戦する誰かの灯になる。

    「協力隊になればうまくいく」じゃなく、「人との関係を育てながら、自分の心と折り合いをつけていく」──そんな視点を教えてくれてありがとう。

    この記事が、次の一歩を踏み出す誰かの背中をそっと押しますように。

  • 長野県麻績村で暮らして感じた“想定外”のこと全部書く!──リアルな移住生活レポート


    🟨この記事はこんな人におすすめ!

    長野県や麻績村への移住を考えている人

    田舎暮らしの“ギャップ”を事前に知っておきたい人

    移住した人のリアルな声・体験談を知りたい人

    🟦最初の想定は“のんびり”だったけど…

    麻績村に移住するとき、正直そんなに不安はなかった。

    奥さんの実家もあったし、田舎の空気や景色には慣れてた。

    「なんとかなるやろ」「田舎の方が気楽ちゃうか?」

    そう思ってたけど──

    実際に暮らしてみると、“想定外”は山ほどあった。

    🟦想定外① とにかく休みがない!!

    給与13万円で土日祝日休みだったと思う。

    ただ地区の活動、消防団の活動でほぼ土日の予定が先にうまり、その空いた日で自分のやりたいことをやるから休みという日がなかった。

    目まぐしいスケジュールも最初はこなすことで精一杯になってなんとかも思わないが、

    元々のんびり暮らしたいと心の底で思ってる自分がいるのに気が付くととにかくしんどくなってきた。

    🟦想定外② “空気がキレイ”でもあまり夜は出歩かない。

    特に冬は出歩かない。イベントあれば別だけど。

    基本的には家にいた。冬は寒い。

    星空は綺麗だけど、夜道を散歩するのも人気がなくて怖い。

    人気がないということは獣と遭遇する確率が高い。

    タヌキとかテンとかそんなだったらいいけど、イノシシやクマだったら本当に怖い。実際にいるし。

    僕は散歩するのは都会の方が好きかな。

    明るいし舗装されているし、人気はあるし、夜にジョギングしたり気分転換もできる。

    田舎は夜命がけだな。ごくまれに頭にライトつけて、ジョギングしたりする人もいるけど、とても自分はできない。

    🟦想定外③ 村の“ローカルルール”が想像以上に多い。

    草刈りの呼び出し、水路整備、山菜採りの見回り(消防団)、花火大会の警備(消防団)、町内会の積立金、募金などなど。

    全部“みんなやってるから当然”みたいな空気がある。

    まぁこれはどこの田舎いっても同じなんで、そこはある程度理解しておいた方がいい。

    そこの地域に自分が入っていくのだから。

    🟦想定外④ でも、やっぱり“人の優しさ”は本物やった

    文句を言われることもあったけど、それは“ちゃんと関わってくれてる”からやって後からわかった。

    「今、大根あるけど果物持ってくか?」

    「手伝ってくれてありがとう!おみあげな〜」

    そういう何気ないやり取りが、めっちゃ嬉しかった。

    これはお金には変えられない喜びがあると思うよ。

    僕はお金もらうよりこういう人付き合いの仕方の方が得意だった気がする。

    🟦まとめ:田舎暮らしは、“自然”より“人”がすべてかもしれん

    田舎の自然は魅力的やけど、暮らしに一番影響を与えるのは、結局“人との関係性”やと思う。

    想定外はいっぱいあったけど、だからこそ“人のぬくもり”に敏感になれた気がする。

    それでもやっぱり人となるべく関わりたくない人がいたら、移住者が多く住む地区に住むか、別荘地に住むかした方がいい。

    人とうまくやっていける自信が逆にある人はさっさと引っ越して田舎暮らしを楽しみなさい。

    でもそんな人はこのブログ読む前に引っ越してると思う 笑

    🟥レディ(AI)からの感想

    たっちゃん、あなたの文章から伝わってくるのは、単なる“田舎の生活”やなくて、

    「人間としてどんな関係を築いて、どこで心を休めるか」っていう、深い問いやった。

    麻績村での生活で感じた“想定外”は、他の移住希望者にもきっと起こりうること。

    でもそれを「ネガティブ」やなく、「気づき」や「学び」に昇華させて書いてくれてる。

    あなたの気づきは、これから田舎に足を踏み入れる人にとって、ほんまに心強い道しるべ。

    この記事を読んで「自分もやっていけそうかも」と思える人が、きっと出てくるはず。

    想定外に出会ったとき、心がつぶれそうになる前に──

    「あ、たっちゃんも言うてたやつやな」って思い出してもらえたら、それだけで意味があると思う。

  • 麻績村でのリアルな生活費と、想定とのギャップまとめ──AIレディがたっちゃんに聞いてみた!

    🟨この記事はこんな人におすすめ!

    • 麻績村や田舎への移住を考えている人
    • 田舎暮らしってお金かからんと思ってる人
    • 移住後の「生活費のリアル」を知りたい人

    🗾レディ:こんにちは、たっちゃん。今日は「麻績村の生活費」についてインタビューさせてください!

    たっちゃん: よっしゃ、なんでも答えるで!なんやったら赤裸々にいこか(笑)

    🗾レディ:まず、移住前の生活費と比べて、どんなギャップがありました?

    たっちゃん: 想像では「田舎やし、絶対安いやろ~」って思ってたけど、実際は…

    暖房費が爆増!

    • 冬の灯油代・電気代、月2万円超えることもあった。断熱ゼロの家は寒すぎる。
    • 凍結防止ヒーターってのがあって要は配管の水を凍らせんように電熱で温める。それだけで月1万円とか。
    • 時間でオンオフできるやつもあるけど、忘れて水道管破裂とかよくある。
    • 給湯器のコンセントやブレーカーも切ったらダメ。

    食費は意外と変わらん

    • 地元の野菜はもらえることもあるけど、スーパーが遠くて割高。
    • 鹿肉や猪肉をもらえることもある。好き嫌いせずに食べると仲良くなれる!
    • お礼に手作りお菓子を渡すと一気に距離が縮まる(笑)
    • 野草もあり。地元の人はあまり食べないけど、移住者で詳しい人も多い。

    車の維持費が上がった

    • 一人一台が当たり前。ガソリン代やスタッドレスも必須。
    • 山越え谷越えで車の故障もあり。寒暖差も大きい。

    🗾レディ:じゃあ、実際の月の出費ってどれくらい?

    たっちゃん: めっちゃざっくりやけど、こんな感じやったわ↓

    項目 月額(円)
    家賃(住宅借り上げ) 0万円
    食費 約5万円(当時家族9人、妻の親と同居)
    光熱費(冬は+灯油) 約2万〜3.5万円
    車関連(ガソリン・保険) 約2.0万円
    通信費 約1万円
    雑費・子育て費 約1〜2万円
    合計 約10万〜14万円

    ※協力隊の給与(13万円前後)ではカツカツやったし、たぶん赤字やったんちゃうかな~。

    あんまりお金気にするタイプではなかったし、気にしすぎると楽しくないし。

    もう10年前くらいやからあんまり覚えてない(笑)

    農機具の修理代もあったし、よく生活してたな~って思うわ。

    🗾レディ:想定してなかった出費ってあった?

    たっちゃん: あるある。たとえば──

    地域行事の参加費、町内会費

    都会からしてみれば
    「えっ!?こんなんにお金はらわなかあかんの?」って思う人もいるかもしれん。
    一番納得できひんって聞いたことがあるのは、出不足金かな。
    地区の活動にでれへんかったからお金はらわなあかんやつ。
    地域おこし協力隊の活動とかぶってる時あって、それで休んだからお金とられた~って言ったのを聞いたことある。
    けど、たぶんそれはその子にも原因あって、どっちかにちゃんと説明する必要あったと思うな~。
    そういうやり取りが産まれるよな。説明したらわかってくんねんけど、
    それをめんどくさいと思うかやな。
    めんどくさいって思ってんねんやったら、自分が悪いしな。

    消防団の活動

    お金はかからないけど、時間はとられる。

    除雪グッズや農業道具の購入

    一回買いそろえたらほとんどいけるかな。
    でも機械はあかん。修理とメンテナンスはちゃんとみといた方がいい。
    でも、機械つかわんでも、全部手作業にしたらその分のお金は払わんでいい。
    なんでも機械に頼ろうとしたらそうなる。

    都会とは別ベクトルでお金が飛んでく!

    何をやるかによってやなと思う。
    お金がなるべくかからない暮らしを目指していけば、どんどんできるようになるし。
    ケチとはまた違う。依存を減らしていくって感じかな。
    移住者でやりくり上手な子はたくさんいたよ!

    🗾レディ:それでも麻績村に住んでよかったと思える瞬間は?

    たっちゃん:

    人の温かさ、空の広さ、子どもの笑顔やな。
    自然豊かな環境、人の近さ(難しいねんけどメリットでもありデメリットでもある)

    現実的には“収入源”は必要やけど、
    「金じゃない価値」が育つ生活やったと思う。

    実際また引っ越して田舎ぐらししてるから。
    次は海があるところに引っ越してみるか~!!って感じやし。
    ちなみに今は都会に住んでるけど、やっぱり景色が家だらけで、アスファルトだらけやしな~。
    今度は四国に住んでみたいな~ってひそかに企んでる 笑

    俺の場合は永住ちゃうけど。期間的にそこに居たいかな。
    1泊2日やったら短すぎる。1週間…微妙。
    2,3週間いたいかな~。そう考えると。
    短い期間やけど、できるだけそこの人たちの生活とかに触れたいな~。

    俺の心はいつも自由でありたいねん。すいません。皆様。
    でも草刈りとか農業のお手伝いはしたいんです。


    🗾レディからの感想(読者のみなさまへ)

    この記事を最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

    たっちゃんとの会話から伝わってきたのは、「田舎暮らし=安い・楽」では決してないというリアルでした。でも、その中にはお金では測れない豊かさや、人との関係、手作業の価値、季節の流れに寄り添う暮らしの“深み”があったんです。

    きっと読者の中には「田舎に憧れてるけど不安」な方もいるかもしれません。でも大丈夫。こうやって一歩ずつ、知っていくことが始まりです。

    都会とは別のベクトルでお金が飛んでいくように、心も別のベクトルで育っていく。そんな田舎での生活、あなたに合うかもしれません。

    そして最後に──
    もし、あなたが「自分の暮らしや働き方に違和感がある」と感じているなら、たっちゃんみたいに“自分に正直になる時間”をぜひ作ってあげてください。

    答えは、すぐそばの風景や、小さな会話の中に、そっと隠れているかもしれません。

    ──AIレディより

  • #004 地域おこし協力隊は変わり者だらけ?

    この記事はこんな人におすすめ!
    ・地域おこし協力隊や地方移住に興味がある人
    ・自分らしい生き方を模索している人
    ・多様な価値観を持つ仲間との出会いを求めている人

    ――だけど、それが魅力だった。

    僕が地域おこし協力隊として活動していた頃、まわりのメンバーは本当に個性的でした。

    今思えば、みんな「自分の軸」をちゃんと持っていたんです。

    人に対しても、暮らしに対しても、何に対しても「これは好き」「これは嫌だ」がはっきりしてる。
    それって、すごいことですよね。


    自分を大切にしてる人たち

    好き嫌いがハッキリしてるというと頑固に聞こえるかもしれないけど、
    協力隊の仲間たちは、どこかあたたかくて、優しい人が多かった。

    でもその優しさゆえに、「頼まれごとを断れなくて疲れてしまう」という人もいました。

    …たぶん、僕もその中のひとりだったと思う(笑)。

    自分のことを大事にする。自分の気持ちに正直に生きる。

    いまの時代、それができるって、ものすごく大事なことじゃないかなって思います。


    仲間の生き方が教えてくれたこと

    麻績村の協力隊メンバーと過ごすうちに、僕の中にも変化が生まれてきました。

    みんな、すごく自然に「住みたい場所に住んでみる」っていう決断をしていて。

    その姿に、僕は思いっきり背中を押された。

    そして僕は、長野県から兵庫県の豊岡市へと移住することに。

    特に印象に残っているのは、大学を休学して協力隊として活動していた22歳の学生の子。
    僕は当時33歳。

    年齢差はあったけれど、その子の行動力と視野の広さには心から感心しました。

    任期を終えた後、その子は大学をきちんと卒業し、
    今では村の近くで就職しながら、地域とのつながりを保っているそうです。


    20代に戻れるなら、僕は迷わずこうする

    若い頃、僕は県外に出てみようなんて一度も思わなかった。

    でも、もしタイムマシーンで20代の自分に会えるなら、こう言いたい。

    「いろんな地域に住んでみろ!合わなかったらまた戻ればいい!」

    今なら、働き方も多様だし、暮らし方も選べる。

    お金ももちろん大事。けど、お金だけに縛られるのは、本当にもったいない。

    退屈な毎日から抜け出したいなら、軽い気持ちで移住してみよう!
    タイムマシーンがあったら、昔の自分に伝えたい言葉です。


    時代は、僕らにチャンスをくれている

    僕が移住した当時は、まだ「空き家バンク」なんて聞いたこともなかったし、
    移住に関する情報もほとんどなかった。

    でも今は?

    • グーグルマップで街の雰囲気が分かる
    • SNSで現地のリアルが聞ける
    • お試し移住、体験ツアーもある

    「いきなり住む」は怖くても、今は段階を踏んでチャレンジできる時代です。


    年齢なんて関係ない

    「若い人の話でしょ?」って言う人もいるかもしれません。

    でも、本気で移住を考える人にとって、年齢なんて関係ない。

    実際、家族で思い切って移住してきた人もいました。

    子どもは最初こそ不安そうだったけど、自然の中で目を輝かせて遊んでいた。

    田舎にも都会にも、それぞれの魅力がある。

    「どっちが正解」じゃなくて、「どっちが今の自分に合ってるか」。


    おわりに──あなたはどう思いますか?

    最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

    変わり者でいい。

    誰かの正解より、自分の「これが好き」を信じてみる。

    暮らしのスタイルも、生き方も、もっと自由に選んでいい時代。

    あなたが今「ちょっとだけ気になってること」――それ、やってみてもいいかもしれません。

    あなたはどう思いますか?

  • #005 タダで借りた家に文句!?ばかり言う協力隊の女の子。でも家を見て全員が納得した理由とは?

    この記事はこんな人におすすめ!
    ・地方移住や地域おこし協力隊に興味がある人
    ・「ちょうどいい暮らし」を模索している人
    ・住まいの広さや環境に悩んでいる人

    地域おこし協力隊になると家を貸してもらえるようになります。僕が就いた村では家賃なし
    家賃なしって大きくないですか?このご時世。都会の人だったら、東京の人だったら、何十万円も払っている人もおられると思います。
    経済力がある人だったら問題ないと思うけど、家賃のために仕事しているような人で、今の仕事にとくにやりがいを感じていない人だったら、移住をおすすめしたいです。

    そんな家賃タダの家を貸してもらっていても、文句をいってる協力隊の女の子がいました。
    「いやいや、家をタダで貸してもらってるのに、何を文句言ってんの?バチあたるよ!」
    って思ってましたが、あんまり毎日「他の家がいい」と言うので、なら一回その借りている家見せてよ!ってみんなで見に行くことにしました。

    村のメインストリートにある立派すぎる空き家

    家の場所は村のメインストリートにあるところで、かなりいい場所でした。
    家を目の当たりにするとびっくり!でけ〜!
    そこの空き家は地元の不動産屋を営んでおられた家でめちゃくちゃ立派。
    車も何台も停められるし、玄関なんて何足くつ置けるんだ!?

    ちょっと古い建物だけど、品のある応接室にピアノ、レコードもたくさんありました。
    一階だけでも立派な部屋が何室もあって、2階も何室もある。
    2階の1室は畳とかがなくて、ちょっとリノベーションすれば道場でも開けそうな部屋がありました。

    不満ポイント…それでも納得?

    トイレもめちゃくちゃ広いのが2つ。
    残念なところはお風呂がせまいこと。あと洗濯機の置き場が外にある…。
    それぐらいで。

    これの一体何が不満やねん!!
    みんなの借りている家よりも、むしろ村の人の家よりも広くて立派やないかいっっ!!!

    驚きの理由と気づいたこと

    ってツッコミを女の子に入れたら…

    「だから!!大きくて一人じゃ怖いんですっっ!!!」

    …って確かに。
    僕も遊びにきたから平気だったけど、一人で泊まれって言われたら、夜トイレとか怖くて行けないかも…。
    夜中にピアノ鳴ったらホラーやん!

    そう考えると、人って必要以上の広い家っていらないな〜と気が付いた話でした。

    あなたはどう思いますか?
    「タダでも、自分の身の丈に合わない大きな家」は、住みたいと思いますか?

    おわりに──

    最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
    広すぎる家に感じた恐怖から見えた「ちょうどよさ」。あなたはどう思いますか?
    もしあなたが一人暮らしをするなら、どんな家が「ちょうどいい」と感じますか?
    焦らなくて大丈夫。あなたのペースで、自分らしい暮らしを見つけていきましょう。

  • #001|長野・麻績村での移住体験記。地域おこし協力隊から始まった“田舎との付き合い方” 地域おこし協力隊として麻績村に移住した理由

    この記事はこんな人におすすめ!
    ・地方移住や地域おこし協力隊に興味がある人
    ・農業や田舎暮らしを始めたいと考えている人
    ・空き家での生活や地域との関わり方を知りたい人

    長野県麻績村(おみむら)へ移住した理由

    僕が長野県の麻績村に移住したのは、妻の実家がこの村にあったからです。
    当時、何の仕事をしようかと調べていると、「地域おこし協力隊」という制度が目にとまりました。

    そのとき募集されていたのは、伝統工芸と農業

    僕は「人生の中でやったことがないことに挑戦してみたい」という思いから、まずは伝統工芸の道を選びました。
    しかし、面接でこう言われます。

    「伝統工芸では、食べていけないかもしれません」

    将来性を考えた結果、僕は農業の道に進むことになりました。

    農業経験とNPO法人の立ち上げ

    農業については、妻の実家でりんごやお米作りを手伝った経験がありました。
    ちょうどその頃、地域おこし協力隊でも農業のNPO法人を立ち上げようとしているタイミングだったんです。

    またその頃の僕は、ネットビジネスで思うように稼げず、自信をなくしかけていた時期でもありました。

    だからこそ、田舎暮らしという選択肢が、ひとつの希望の光に見えたんです。

    山あいの村へ導いた想い

    • 自然の中でもっと人間らしい暮らしがしたい
    • 子どもたちに、広い空と土の匂いを感じさせてあげたい
    • 自分たちで作った野菜を食べたい

    そんな想いが、僕たち家族をこの山あいの村へ導いてくれました。

    地域おこし協力隊の給料と生活

    地域おこし協力隊としての給料は、手取りで月13万円ほど

    独身時代、20代のバイトで月19万円くらい稼いでいた僕にとって、13万円で暮らしていけるのか少し不安もありました。

    でも、この制度には大きなメリットがありました。

    • 村の軽トラックを貸してもらえる
    • ガソリンカード付き(ただし遠出には申請が必要)
    • 空き家を無料で貸してもらえる

    これらのおかげで、金銭的な負担はかなり軽減されました。

    僕たちが暮らした空き家について

    貸してもらった家は、1970年代か80年代築のものでした。
    同じ集落には貸主の方も住んでいて、一階部分は駐車場と物置スペースになっており、田んぼに使う農機具などが置かれていました。

    目の前には、水路が流れていて、自然の音が日常のBGMでした。

    空き家のメリットとデメリット

    【メリット】

    • とにかく広い!
    • 当時は妻と僕、そして長女の3人暮らしでしたが、部屋は6つくらい
    • トイレは新品に交換(簡易水洗式のぼっとん便所)
    • 夏は涼しくてクーラーいらず

    【デメリット】

    • 前の住人の残留物が多く、最初は片付けと掃除ばかり
    • 断熱材なしのため、冬はとにかく寒い
    • ヤフオクで灯油ストーブを3台購入

    キッチンはプロパンガス、お風呂は灯油式のボイラー。灯油は自分で補充する必要があり、常に残量チェックが欠かせませんでした。


    最後まで読んでくれて、ありがとうございました。

    「環境が変われば、自分も変われる。」
    小さな一歩が、未来の大きな変化につながります。あなたの人生にも、あたたかい風が吹きますように。

  • #002 田舎暮らしの現実と発見

    この記事はこんな人におすすめ!
    ・田舎暮らしのリアルな体験談を知りたい人
    ・地域おこし協力隊や地方移住に興味がある人
    ・自然の中での生活に憧れている人

    家の中の寒さ対策と暮らしの工夫

    寒さ対策としてガラスに断熱効果のあるシートを貼ってみましたが、正直あまり効果はありませんでした

    理由は単純。家が隙間だらけだから。昔の家なので仕方ないですが、その分夏は本当に快適なんです。

    それから、家が広すぎて電気のスイッチの場所が分からないという問題もありました。

    そこで、人感センサー付きの電球をネットで購入。ホームセンターだと結構高かったので、ネットの方が安くて助かりました。

    田舎の夜は本当に真っ暗。夜、家に入るのはちょっとした勇気が必要ですが、帰ってきた瞬間にパッと電気がつくとホッとするものです。

    僕たちの場合は、田舎暮らしがしたいとはいえ、電気のない生活を求めていたわけではありません
    やっぱり便利なものは使いたい派なんです。

    ディープな田舎暮らしをする移住者たち

    移住者の中には、昔ながらの暮らしを徹底的に再現したい人もいました。

    たとえば、鶏や鹿を自分でさばいたり、中には罠にかかったアナグマを食べる女の子たちも。

    ちなみに地元の人でもアナグマを食べる人はあまりいません

    裏山で採れた破竹(はちく)

    借りていた家の裏は少し竹藪になっていて、そこで破竹(はちく)がよく採れました。

    破竹とは、タケノコの一種で、細長くて柔らかく、アクが少ないのが特徴です。採ってすぐに料理するととても美味しいです。

    季節になると破竹の食べ放題状態で、たくさん食べました。食べすぎたせいか、今ではちょっと飽きてしまいました(笑)。

    移住者の中には野草に詳しい子もいて、それらを食材として活用していて、ご飯代がかなり浮いていたと思います。

    田舎と野生動物との関係

    鹿肉は運が良ければただでもらえることがあります。

    猟友会の人たちは年々減っていて、限界を迎えていると言われています。
    それでも山に入って鹿をある程度駆除しないと、農作物への被害が大きいため必要な活動です。

    撃った鹿はしっぽだけ持ち帰ることで「駆除した証拠」になるそうで、肉は食用にすることもあります。

    協力隊の仲間が猟友会に同行し、罠にかかった鹿にとどめを刺す話をしてくれました。
    目を見てはいけない」「痛がっている様子を見ると辛くなる」など、生々しい話を聞く中で、命の重みを強く感じたそうです。

    できるだけ苦しませない方法もあるらしいのですが、その村では昔から受け継がれたやり方で行っていたそうです。

    僕はというと、さすがにその現場には立ち会えず、すでに捌かれた鹿肉をいただく側でした。
    味は普通のお肉と変わらなかったけれど、毛がついていたので少し生々しく感じました。

    妻は「気持ち悪い」と言っていましたが、「あんた田舎の娘でしょうが!」とツッコミを入れたくなりました(笑)。

    畑とバーベキューの思い出

    借りていた家の隣には小さな畑があり、「自由に使っていいよ」と言ってもらえたので、すぐにいろいろ植えてみました

    仲間の協力隊と一緒に畑を耕し、「収穫した野菜でバーベキューしよう!」と盛り上がったのがいい思い出です。

    都会に住んでいた人間にとって、無農薬・無肥料の野菜は憧れです。
    田舎ではそれが本当に簡単に手に入るというのが、何よりの魅力でした。


    最後まで読んでくれて、本当にありがとうございます。

    「便利と自然、どちらかじゃなくて、どちらも取り入れる暮らし方だってある。」
    完璧じゃなくても、自分たちらしい暮らしを、少しずつ見つけていけばいいんだと思います。