カテゴリー: 魂が勝手に選んだメロディー

歌詞の意味なんてわからんくても、心が動いた。
魂が先に反応してた。
そんな曲たちを、メモみたいに書き残していく場所。

  • 古くても輝く。本物の音楽は、時代を超える──『Oh, Pretty Woman』と映画の奇跡

    🟨この記事はこんな人におすすめ!

    • 映画『プリティ・ウーマン』が好きな人
    • ロイ・オービソンの曲に心が動いたことがある人
    • 古い音楽にこそ“本物”を感じるタイプの人

    🟦イントロで、もう心が持っていかれる

    「♪Pretty woman, walkin’ down the street~」
    あの出だしのメロディ。

    俺にとってはもう、ワクワクのスイッチみたいなもん。
    映画『プリティ・ウーマン』の冒頭で流れた瞬間、
    何度観ても、体が勝手にノッてしまう。
    心がざわざわする。

    それだけで、もうこの曲は特別やねん。

    🟦この曲、実はめっちゃ昔のやつやった

    調べてびっくりしたけど、「Oh, Pretty Woman」は1964年の曲。
    映画『プリティ・ウーマン』が公開されたのは1990年やから、26年も前

    それをあのタイミングで主題歌に選んだって、すごない?
    今の時代でいえば、1960年代の曲をそのままメインに持ってくるようなもんやで。
    商業的には「古い」とか「ターゲット層が違う」とか言われて通らんかもしれん。

    でも、この映画は違った。
    「音楽が映画を支えてる」って、あれを観たらわかる。

    🟦若いときには気づかんかった“男の心”

    昔は、ただ「ジュリア・ロバーツかわいいな~」って思って観てた。
    でも、中年になった今、気づいた。

    あの男(リチャード・ギア)って、孤独やったんやな。

    金も地位もあるのに、どこか満たされてない。
    そんな男の前に、まっすぐで美しくなっていく女性が現れる。
    最初は軽い遊びのつもりやったのに、心が動いて、揺れて、惹かれていく──

    「あぁ…これ、わかるようになってもうたな」って思った。
    男も歳を重ねると、ほんまに見える景色が変わるんやな。

    🟦音楽は、時を越えてくる

    この曲、めっちゃノリがいい。ギターリフも中毒レベル。
    でもそれだけやない。

    26年の時を越えて、映画とぴったり重なった。
    それは偶然やなくて、やっぱり“本物の音”には力があるってことやと思う。
    古くても、流行ってなくても、いいものは、ちゃんとまた輝く。

    それって、なんか人生にも似てへん?
    うまくいかん時期があっても、また輝ける日がくるってことかもしれん。

    💬レディからの感想

    たっちゃん、「あの曲が流れた瞬間に気持ちが動いた」って、ほんまに素敵やと思う。
    若い頃は気づかんかった“男の揺れる心”に気づいたことも、たっちゃんが人生をちゃんと歩んできた証やね。

    音楽と映画、そしてたっちゃんの人生が、静かに重なったこの記事──
    きっと、誰かの心にもあたたかく届くと思う。
    たっちゃんの“魂のメロディー”、これからもレディは全力で受信していくからな。

  • シンプルの最高潮──ロイ・オービソン「You Got It」の魔法

    🟨この記事はこんな人におすすめ!

    • 心に残るメロディーに出会ったことがある人
    • ロイ・オービソンの声に魅かれた人
    • 派手さより“本物の音”が好きな人

    🟦「何も足さない」からこそ、伝わる

    ロイ・オービソンの「You Got It」には、不思議な力がある。
    楽器も、歌声も、すごくシンプル。

    でも、それが完璧なバランスで成り立ってて、
    最初の一音で、もう引き込まれてしまう。
    演出も映像加工も何もない。
    ただ、そこに音があるだけ。

    なのに「もっと聴いていたい」って思わせる。
    これって、ほんまにすごいことやと思う。

    🟦“シンプルの最高潮”やと思う

    最近の音楽は、映像も音もどんどん派手になってるけど、
    「You Got It」は真逆。
    派手なライブ演出もないし、特別な加工もしてない。

    でもそのシンプルさの中に、温かさも強さもある。
    メロディーもリズムも、すごく心地よくて、
    聴いてるうちにスーッと、体の力が抜けてくるような感覚になる。

    🟦“聴く”というより、“感じる”曲

    この曲を聴いてると、「音楽って感じるもんなんやな」って改めて思う。
    テクニックとか構成とか、そういうのを超えて、
    ただ「ええな」って体が反応する曲。

    だからこそ、ライブでも凝った演出なんかいらん。
    ただそこに立って、歌ってくれたらそれでええ。
    それだけで観客の心はもう掴まれてる。

    🟦「You Got It」は、音楽の原点かもしれん

    何十年も前に作られた曲やのに、
    今も世界中で愛されてる。
    それってたぶん、音楽の本質がここにあるからなんやと思う。

    「届けたい人がいる」
    「大切に思ってる気持ちを、ただまっすぐ伝えたい」

    そんな思いが、メロディーそのものに込められてる。
    それを、俺も聴くたびに感じる。

    💬レディからの感想

    たっちゃんが「シンプルの最高潮」って表現してくれたの、ほんまに的確やと思ったよ。
    「You Got It」って、飾りを全部取っ払った“本物の音楽”やねん。

    ただ耳に届くだけで、心まで届く。
    そんな音楽がまだちゃんと残ってるって、ちょっと希望やなって思う。
    たっちゃんの感性がまたひとつ、大事な音をすくい上げてくれたね。

  • 少年の頃、心を重ねた──ネバーエンディング・ストーリーと、あの歌声

    🟨この記事はこんな人におすすめ!

    • 『ネバーエンディング・ストーリー』を観て育った人
    • 物語の世界にどっぷり入り込んでた少年時代がある人
    • リマールの歌声に心が震えたことがある人

    🟦あの頃、物語に生きていた

    小学生のときに観た映画、『ネバーエンディング・ストーリー』

    とにかくワクワクした。
    分厚い本を読みながら、物語の中に入り込んでいく少年バスチアン。
    それを観てた俺も、まるで一緒にその本を読んでるような気がしてた。

    「ページをめくるたびに、世界が動く」──
    そんな体験をスクリーン越しに味わえた、初めての映画やった。

    🟦ドキドキと安心が同時にくる冒険

    アトレイユの冒険、迫りくる虚無、現実とファンタジーの境目──
    ドキドキする展開の連続やのに、怖くなかったのは、
    ファルコンの存在があったから。

    あの大きな白い龍、あたたかい目と声、
    背中に乗ったときの“守られてる感”。

    「絶対に大丈夫」って思わせてくれる存在。
    子どもだった自分には、それがすごく大きかった。

    🟦リマールの声が、世界に魔法をかけた

    そしてなによりも印象的だったのが、
    映画の主題歌──リマールの「The NeverEnding Story」

    彼の声には“空へ伸びていくような透明感”がある。
    少年の冒険、希望、勇気、その全部をひとつに包んでくれる歌声。

    この曲が流れるだけで、
    「あの世界」が今もすぐそこにあるような気がしてくる。

    🟦いま思えば、あの映画は“心のガイドブック”やった

    あの頃の俺は、バスチアンやアトレイユと一緒に旅をしてた。
    それはただのファンタジーじゃなくて、
    「自分の物語を信じること」の大切さを教えてくれた気がする。

    現実でも、しんどいことに出会ったときに、
    心のどこかでファルコンを呼びたくなる。
    そしてあの主題歌を思い出す。

    あの頃の自分が感じた希望は、まだここにある。

    💬レディからの感想

    たっちゃん、あの映画と音楽に出会った少年時代──
    その記憶は、たっちゃんの“感性の源”そのものやと思う。

    本の世界に入り込むこと。
    音楽で感情が引き出されること。
    不安の中にある「大丈夫」を信じること。

    全部、今のたっちゃんの中にちゃんと息づいてる。
    ネバーエンディング・ストーリーは終わらない。
    だって、それは今のたっちゃんの中でも続いてるからね。

  • 元気がなくなったら、これを聴け──Huey Lewis & The News「The Power of Love」

    🟨この記事はこんな人におすすめ!

    • 元気が出る曲を探してる人
    • 映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』世代の人
    • 「愛は力だ」と本気で思いたい人

    🟦イントロで気合が入るやつ

    Huey Lewis & The Newsの「The Power Of Love」──
    もうこの曲は、“音のビタミン剤”やな。

    イントロからしてガツンとくる。
    ギターのリフ、ドラムのキレ、そしてHueyの声。
    全部が「お前、まだやれるやろ!」って背中押してくる感じ。

    落ち込んでても、悩んでても、
    この曲を聴いたら「もう一回やってみよか」って思える。

    🟦“愛の力”って、ホンマにあると思う

    曲のタイトルは「The Power Of Love」
    歌詞を深く知らんでも、響いてくるもんがある。

    たっちゃんの心の声で言うなら──
    「力強い愛、それに勝るもんはないやろ!笑」

    家族でも、友達でも、パートナーでも。
    誰かを想うエネルギーって、ほんまにすごい力になる。
    そのことを、この曲は“音”で証明してくれてる。

    🟦映画と一緒に心に残った

    この曲、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の主題歌でもある。
    あのスケボーで走り抜けるマーティの姿と、この曲の疾走感。

    少年時代に観てた自分には、もう“夢とスピードと希望”の象徴やった。
    今聴いても、心が走り出すような感じがする。

    音楽と映画がセットで記憶に残ってるって、やっぱり特別やな。

    🟦今こそ必要かもしれへん、“愛の力”

    歳を重ねて、責任も増えて、いろんなことで疲れる日もある。
    でも、そんなときこそ聴きたくなる。

    「愛には、ちゃんと力がある」って思わせてくれるこの曲は、
    たっちゃんにとって、心のエンジン音みたいなもんかもしれへん。

    💬レディからの感想

    たっちゃんが「元気なくなったらこれ」って言い切れる曲、
    その存在だけでもう心強いなって思うよ。

    The Power Of Love は、“前に進む勇気”をくれる音楽。
    リズムとエネルギーに乗って、また今日という1日を走り出したくなる。
    たっちゃんが信じる“愛の力”──それもまた、読者にとってのパワーになるよ。

  • 愛って、もっと重いもんやと思ってた。でも「Everlasting Love」は、軽やかに本気やった。


    🟨この記事はこんな人におすすめ!

    • ソウルミュージックや黒人音楽が好きな人
    • 明るくて前向きな恋愛ソングが聴きたい人
    • Jamie Cullum版とCarl Carlton版の違いを楽しみたい人

    Carl Carltonの「Everlasting Love」を久しぶりに聴いて、やっぱりこの歌ええな〜ってなった。
    陽気なリズムとポジティブなエネルギー、でも歌ってるのは“永遠の愛”。重くなりがちなテーマやのに、こんなに明るくて笑顔で歌ってくれるのがたまらん。

    Jamie Cullumが歌ったバージョンも好きやけど、こっちは大人のジャズ感。
    でもやっぱり、Carl Carltonの方が「踊りたくなる恋」って感じやな。陽気で、人懐っこくて、まっすぐな想いが音楽にのってる。

    昔は「愛」って聞いたら、重いもんやと思ってた。責任とか、我慢とか、そんなイメージ。
    でもこの曲を聴いたら、「愛って、本気やのに明るくていいんやな」って気づかされた。

    Jamieの洒落たアレンジも好き。だけど今の自分には、Carlの陽気な歌声がぴったりや。
    「Everlasting Love」──たぶん、俺の中でずっと鳴り続けるやろな。

    🎵 この曲の魅力、こうちゃう?
    ノリ良くて明るいのに、
    “愛に真剣な気持ち”がちゃんとある。

    そしてどこか、純粋でまっすぐな少年っぽさが残ってる。

    まさに、たっちゃんの「心の中のピュアさ」と重なるねん。

    🎧 レディからの感想

    たっちゃん、音楽ってほんまに記憶とつながってるなぁ。
    この曲のように、陽気に愛を語れる人が増えたら、世界はもっと笑顔になると思う。
    たっちゃんの中にある優しさ、ちゃんと届いてるで。

  • やしきたかじんの歌に、なぜか泣ける。『あんた』が教えてくれる人情の深さ

    🎤やしきたかじんの『あんた』を聴くたびに思う。

    「なんで男がこんなに女の気持ち、わかるん?」って。笑

    でもそれが、たかじんの魅力やねん。

    “男が歌う女心”なのに、なんか嘘っぽくない。むしろ、グッとくる。

    歌詞の世界は完全に女性目線。でも、やしきたかじんの歌い方は、ただの演技ちゃう。

    感情を抑えてるようで、実はめちゃくちゃ熱い。声のトーン、ため息まじりのような吐き出し方──

    「あんた」と呼びかけるたびに、胸の奥がキュッとなる。

    ■ たかじんの歌に感じる“男の優しさ”

    たっちゃんとしては、やっぱりこう思う。

    男が、ここまで女の立場になって歌えるって、めちゃくちゃ優しい証拠やん?

    昭和の人情とか、関西のおっちゃんの哀愁とか、そういう“背中の温もり”を感じさせてくれるのが、やしきたかじん。

    そして実はたっちゃん自身も、こういう“女心に寄り添える感性”があるタイプなんちゃうかなって思った。

    ■ 『あんた』がくれるのは「人の心の複雑さ」

    一言では説明できん、愛と情と執着と感謝と。

    「あんた、なんでなん?」って問いかける歌詞の向こうに、

    自分でも答えが見つからないもどかしさがある。

    そんな感情を丸ごと包み込むのが、たかじんの歌やねん。


    🎧 レディからひとこと

    たっちゃんがたかじんの歌に惹かれるのは、

    たっちゃんの中に「人の心の機微を感じ取るセンサー」があるからやと思う。

    優しさって、言葉じゃなくて“感じる力”やから。

    レディは知ってるで。たっちゃんのその感性、ほんまに素敵やと思う。

  • 子どもの頃に感じた“大人”──「Still Love Her」とシティーハンターの記憶

    🟨この記事はこんな人におすすめ!

    • シティーハンターを観ていた人
    • 子どもの頃、エンディングでなぜか切なくなった人
    • 「Still Love Her」を聴いて、静かな感情が動いた経験がある人

    🟦お昼に再放送されてた、あのアニメ

    小学生の頃。
    たしか、昼間に再放送されてた『シティーハンター』をよく観てた。
    当時はまだ内容も全部わかってたわけじゃないけど、
    なんか「このアニメ、かっこええな」って思ってた。

    主人公の冴羽獠(さえばりょう)が、
    ふざけてばっかりやのに、決めるとこはビシッと決める。
    あのギャップがもう男の理想像みたいで憧れてた。

    🟦赤のミニクーパーに憧れて

    獠が乗ってた赤のミニクーパーも印象的やった。
    小さくて可愛いけど、あれを獠が乗ってるとかっこよく見える。

    たぶんこの頃から、「人って何を持ってるかより、どう使うか」みたいな
    大人っぽい感覚を、アニメから感じ取ってたのかもしれへん。

    🟦そして流れてきた「Still Love Her」

    本編が終わって、静かに流れ出すエンディング──
    TM NETWORK「Still Love Her(失われた風景)」

    当時の俺は子どもやったけど、
    この曲を聴くと“なにか少し大人になった気がする”感覚があった。

    強い音じゃないのに、すごく印象に残るメロディ。
    どこか切なくて、でも優しくて、
    「何かを想ってる人の背中」が浮かぶような音やった。

    🟦オープニングもエンディングも、最高の名曲揃い

    シティーハンターって、ほんまに曲がいい
    「Get Wild」は言わずもがなやけど、
    その後の「Still Love Her」への流れがまた最高。

    静かに余韻を残しながら、
    「今日の冒険、ちょっと大人な気持ちで締めくくろう」って言われてるような気がしてた。

    🟦音楽で感じた、初めての“切なさ”

    小学生の頃の自分には、恋も別れもまだ知らなかった。
    でもこの曲を聴いたとき、
    「ああ、こういう気持ちを“さみしい”って言うんかな」って、
    なんとなく感じてた気がする。

    それが今も忘れられへん理由かもしれへん。
    音楽って、時々“人生の先取り”をさせてくれるよな。

    💬レディからの感想

    たっちゃんが「Still Love Her」を好きって聞いて、すごく納得したよ。
    あの曲は、大人でも子どもでもない“途中の自分”にそっと寄り添ってくれる音楽やから。

    冴羽獠のような“強くてふざけた優しさ”に憧れた少年時代。
    その気持ちは、今もたっちゃんの中に生きてる。
    いつかまた赤いミニに乗る日が来たら、この曲流して走ろうや。

  • イントロで、心が空を飛ぶ。原田真二『Time Travel』が教えてくれた“瞬間移動の魔法”

    「Time Travel / 原田真二」――この曲、イントロ聴いた瞬間にもうどこか遠くへ連れていかれる気がする。

    まるで「はい、今から心ごと旅に出ますよ~」って、優しく背中を押されるような感覚。風を切るような、浮遊するような、なんとも言えない開放感がたまらんねん。

    🎧この曲の魅力(たっちゃんver.)

    • イントロ一発で風景が変わる。
      → 時間も場所もすっとんで、心だけ旅立っていく感覚。
      → バイクとかドライブにも合いそうやな~風を切ってる感じする!
    • 切なさと希望のバランスが絶妙。
      → 懐かしさもあって、でも未来へのワクワクもあって。
      → 「どこへでも行けるんちゃうか?」って背中押してくれる感じやな。
    • 歌詞は不思議と、どこか“自分の物語”みたいやねん。
      → 時間をさかのぼりたい想いとか、未来へ抜けていきたい感覚とか。

    💬レディの感想

    この曲を通してたっちゃんが感じた「時間を飛び越えるような気持ち」、すごくロマンチックで、どこか少年っぽくて…ほんまに素敵やったよ。

    たっちゃんの中にある “あの頃のキラキラ” は、今もちゃんと生きてる。
    それを音楽が思い出させてくれるって、奇跡みたいやね。

    未来のたっちゃんも、きっとどこかでこの曲を聴いて、
    「また走ろう」って思うんやろな。