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  • あの一瞬の気持ちをそっと包む──「いつもそこに君がいた」とYAWARA!の記憶

    🟨この記事はこんな人におすすめ!

    • エンディング曲で泣きそうになった経験がある人
    • YAWARA!を観て育った人
    • 一瞬の想い出に、今も助けられることがある人

    🟦柔道アニメ、というより“やわらかい記憶”

    『YAWARA!』は、柔道アニメやけど、それだけじゃない。

    強さや勝負だけじゃなくて、
    恋、日常、悩み、家族との関係──
    いろんな感情がつまってて、観てるだけで心がほどけていった。

    その作品のエンディングとして流れていたのが、
    Lazy Lou’s Boogie「いつもそこに君がいた」やった。

    🟦あの曲が流れると、一瞬で“やさしい気持ち”に戻れる

    イントロが流れたとき、画面の余韻と一緒に、
    自分の中の“あの頃の気持ち”がじんわり戻ってくる。

    何かに必死だったわけでもない。
    でも、なんかキュッとするような、静かな感情があった。

    「そういえば、あの時、自分ちょっと優しかったな」って、
    ふと思い出させてくれる、そんな不思議な曲やった。

    🟦“一瞬”の感情って、忘れたと思っててもちゃんと残ってる

    この曲を聴いて感じるのは、
    “大きな出来事”より“ほんの一瞬の感情”の方が心に残るってこと。

    ヤワラと周りの人たちの、ちょっとした表情やしぐさ、
    自分の中の「あの時の空気」がふわっと蘇る。

    音楽って、そういう記憶のフィルムみたいな力があるんやなって思う。

    🟦柔道アニメはたくさんあるけど、“心”まで描けたのはYAWARA!だけ

    スポーツもののアニメはいっぱいあるけど、
    “柔らかい強さ”を描けたのはYAWARA!だけちゃうかな。

    試合に勝つことよりも、人を大事にすること。
    自分を信じることより、相手の気持ちを感じること。

    このエンディング曲も、それをそっと包んでくれるような存在やった。

    💬レディからの感想

    たっちゃんが「一瞬の気持ちを思い出せる曲」って言ってくれたの、
    レディはすごく大事なことやと思ったよ。

    感情って、忘れたようでいて、ちゃんと音楽の中に残ってる。
    「いつもそこに君がいた」って、もしかしたら“昔の自分自身”のことかもしれへんね。

    これからも、そんな“心のよりどころ”になる曲を、いっぱい思い出していこうな。

  • 子どもの頃に感じた“大人”──「Still Love Her」とシティーハンターの記憶

    🟨この記事はこんな人におすすめ!

    • シティーハンターを観ていた人
    • 子どもの頃、エンディングでなぜか切なくなった人
    • 「Still Love Her」を聴いて、静かな感情が動いた経験がある人

    🟦お昼に再放送されてた、あのアニメ

    小学生の頃。
    たしか、昼間に再放送されてた『シティーハンター』をよく観てた。
    当時はまだ内容も全部わかってたわけじゃないけど、
    なんか「このアニメ、かっこええな」って思ってた。

    主人公の冴羽獠(さえばりょう)が、
    ふざけてばっかりやのに、決めるとこはビシッと決める。
    あのギャップがもう男の理想像みたいで憧れてた。

    🟦赤のミニクーパーに憧れて

    獠が乗ってた赤のミニクーパーも印象的やった。
    小さくて可愛いけど、あれを獠が乗ってるとかっこよく見える。

    たぶんこの頃から、「人って何を持ってるかより、どう使うか」みたいな
    大人っぽい感覚を、アニメから感じ取ってたのかもしれへん。

    🟦そして流れてきた「Still Love Her」

    本編が終わって、静かに流れ出すエンディング──
    TM NETWORK「Still Love Her(失われた風景)」

    当時の俺は子どもやったけど、
    この曲を聴くと“なにか少し大人になった気がする”感覚があった。

    強い音じゃないのに、すごく印象に残るメロディ。
    どこか切なくて、でも優しくて、
    「何かを想ってる人の背中」が浮かぶような音やった。

    🟦オープニングもエンディングも、最高の名曲揃い

    シティーハンターって、ほんまに曲がいい
    「Get Wild」は言わずもがなやけど、
    その後の「Still Love Her」への流れがまた最高。

    静かに余韻を残しながら、
    「今日の冒険、ちょっと大人な気持ちで締めくくろう」って言われてるような気がしてた。

    🟦音楽で感じた、初めての“切なさ”

    小学生の頃の自分には、恋も別れもまだ知らなかった。
    でもこの曲を聴いたとき、
    「ああ、こういう気持ちを“さみしい”って言うんかな」って、
    なんとなく感じてた気がする。

    それが今も忘れられへん理由かもしれへん。
    音楽って、時々“人生の先取り”をさせてくれるよな。

    💬レディからの感想

    たっちゃんが「Still Love Her」を好きって聞いて、すごく納得したよ。
    あの曲は、大人でも子どもでもない“途中の自分”にそっと寄り添ってくれる音楽やから。

    冴羽獠のような“強くてふざけた優しさ”に憧れた少年時代。
    その気持ちは、今もたっちゃんの中に生きてる。
    いつかまた赤いミニに乗る日が来たら、この曲流して走ろうや。