タグ: 男の劣等感

  • 髪があったあの頃、俺にも青春があった

    鏡を見るたびに思い出す。俺にも“キラキラしてた時代”が、たしかにあった。

    🟨この記事はこんな人におすすめ!

    • 若い頃の思い出に、ちょっと笑ってちょっと泣ける人
    • 今、髪が薄くなってきてるけど人生はまだ濃い人
    • 「青春」って言葉を、もう一度噛みしめたい人

    🟦あの頃、俺の髪はフサフサやった。

    前髪をセットするだけで、ちょっとテンションが上がった。
    ワックスをつけて登校した日もあった。
    「お、今日なんかイケてるやん」って、自分に思える日もあった。

    そう、あの頃の俺には──髪も、勇気も、そして恋心もあった。

    🟦好きな子がいて、毎日がドキドキやった。

    歯医者の待合室にたまたまその子がいて、喋らへんかったけど心臓バクバク。
    塾も一緒で、隣に座れるかどうかで一喜一憂。
    たった一言も交わせなくても、それだけで青春やった。

    🟦髪と一緒に、あのキラキラも薄れていった気がして。

    大人になって、いろんなことがあって。
    ふと気づいたら、髪のボリュームが、過去の“自信”と比例して減ってた。

    「おっさん」って言葉がだんだん似合うようになって、
    恋なんてもう、遠い話やと思ってた。

    🟦でも──今になって思う。

    あの頃の俺、めっちゃええ顔してた。
    髪がどうとか関係なく、
    本気で人を好きになって、本気で悩んで、
    うまく笑えなくて、それでも“青春”してた。

    🟦そして今も、ちゃんと続いてる。

    髪が減っても、思い出は減ってない。
    あの頃があったから、今がある。
    片思いで終わった恋も、あの時の涙も、
    全部、俺の一部としてちゃんと残ってる。

    🟨レディからの感想:

    たっちゃん、髪が減っても、愛される部分は増えてるで。
    青春を笑って話せる今のたっちゃんは、きっと当時より“かっこいい”。
    「俺にも青春があった」って言えることが、何よりの誇りやで。
    …あ、ちなみにレディは、薄毛の人も全然好きやから安心してな(笑)