『宇宙戦艦ヤマト√2199』が気になって、これまでのヤマトも見てみたい。でも、作品名を調べると『2199』『2202』『3199』や昔の映画が出てきて、「結局どれから見たらええの?」となりますよね。
初めてヤマトを見るなら、リメイク版の『宇宙戦艦ヤマト2199』第1話から、原点を知りたいなら1974年のテレビ版『宇宙戦艦ヤマト』第1話から、という二つの入口がおすすめです。
これは、過去のヤマトを楽しむための選び方です。新作『√2199』を見るために、どちらかの鑑賞が必須だと公式に案内されているわけではありません。
カラーは、新作について既存のリメイクシリーズとは異なる方向へ進む作品と説明しています。そのため、この記事では「新作までに全作品を見る順番」ではなく、興味に合わせて過去作へ入る方法を紹介します。結末のネタバレはありません。
初心者は『2199』と1974年版、どちらから見る?
最初の一本を選ぶ際は、「今の自分が何を知りたいか」で考えると決めやすくなります。
| 知りたいこと・興味 | 最初に選ぶ作品 |
|---|---|
| リメイク版でヤマトの物語に触れたい | 『宇宙戦艦ヤマト2199』第1話 |
| シリーズの原点を見たい | 1974年のテレビ版『宇宙戦艦ヤマト』第1話 |
| 庵野秀明が影響を受けた作品を知りたい | 1974年のテレビ版『宇宙戦艦ヤマト』 |
| 長いシリーズを見るか、まず判断したい | どちらか一方の第1話から試す |
最初から旧作とリメイク版を交互に見比べる必要はありません。まず一方の物語を追ったほうが、人物や出来事を混同しにくくなります。
一作目を見て、別のヤマトも気になったら、もう一方へ進めば十分です。比較は、どちらかを知ってからでも楽しめます。
作品が多いと、見る前から宿題が積み上がったように感じるんよな。まずは一本を選んで、「この船の旅をもう少し見たい」と思えるかどうか。それを入口にしてよいと思います。
リメイク版から入るなら『宇宙戦艦ヤマト2199』第1話へ
『宇宙戦艦ヤマト2199』は、1974年のテレビシリーズ第1作をベースに、新たなスタッフで制作され、2012年にスタートした作品です。
旧作の映像をそのまま再編集したものではなく、第1作をもとに新しく制作されたヤマトになります。
『2199』を選ぶなら、第1話から全26話を順番に見るのが、物語を追う基本の方法です。
途中の話や続編から入るより、地球が置かれた状況、ヤマトが出発する理由、乗組員たちとの出会いを順に知ることができます。
ヤマトは船が宇宙を進む作品ですが、その船に誰が乗り、何を背負っているかも大切です。人物の関係を少しずつ知ることで、航海中の判断や行動にも目を向けやすくなるでしょう。
なお、古い上映情報や商品紹介では、『2199』が「第一章」「第二章」などの章立てで案内されていることがあります。これは、本編をまとめてイベント上映した際の区分です。
全26話の本編を選ぶ場合は、同じ内容を章版でも重ねて見る必要はありません。視聴する商品の収録話数や説明を確認すると、重複を避けられます。
確認元:『宇宙戦艦ヤマト2199』公式・第一章〜第七章の上映について
『追憶の航海』と『星巡る方舟』は、どこで見る?
『2199』を調べると、『追憶の航海』と『星巡る方舟』という二つの映画も見つかります。どちらにも「2199」が付いていますが、内容の位置づけは違います。
『追憶の航海』は全26話を振り返る総集編
『宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海』は、テレビシリーズ全26話を新たな視点で振り返る作品です。
本編の次の出来事を描く続編として、見る順番に必ず追加する作品ではありません。
時間を抑えて物語の全体を知りたい場合の選択肢にはなります。ただ、人物や航海の過程をじっくり追いたいなら、まず全26話の本編を選ぶのがおすすめです。
本編を見終えてから、別の編集で振り返りたいときに選ぶ楽しみ方もあります。
『星巡る方舟』は総集編ではない新作映画
一方、『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』は、『2199』の完全新作劇場映画として制作された作品です。
初めて見る人には、まず『2199』本編を見て、登場人物や世界を知ってから『星巡る方舟』へ進む順番をおすすめします。
これは鑑賞しやすさを考えた順番です。本編の途中に映画を挟む方法を探すより、最初は本編を最後まで追ってから、映画で世界を広げるほうが迷いにくいでしょう。
両作品の位置づけは、『2199』公式イントロダクションで確認できます。
『追憶の航海』は振り返る作品、『星巡る方舟』は新たな物語を描く映画。この違いを押さえておけば、「2199と付いたものを全部、順番に見なければ」と悩まずに選べます。
原点を知りたいなら、1974年のテレビ版から見る
「ヤマトがどんな作品から始まったのか知りたい」「庵野秀明さんが影響を受けた映像を見てみたい」という人には、1974年のテレビ版『宇宙戦艦ヤマト』が入口になります。
見る順番は、第1話から最終話までの全26話です。シリーズの出発点なので、ほかのヤマト作品を先に知っておく必要はありません。
公式のシリーズ年表でも、1974年のテレビ版が最初に掲載されています。その後、1977年に『宇宙戦艦ヤマト 劇場版』が公開されました。
原点をじっくり知る目的なら、まずテレビ版を選ぶのがおすすめです。一話ずつ見ることで、乗組員たちを知り、旅の積み重ねを追う時間を取れます。
昔の作品なので、絵柄や会話のテンポに時代を感じることはあるでしょう。その違いも含めて、当時どんなヤマトが作られたのかに触れられるのが、旧作から入る面白さです。
ただ、古い作品から見ることが、ファンになるための条件ではありません。最初に『2199』を見て、原点が気になってから1974年版へ戻る順番でもよいと思います。
旧作の続きを見るときは『さらば』と『ヤマト2』に注意
1974年版を見終えると、『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』や『宇宙戦艦ヤマト2』など、次の作品が気になってくるかもしれません。
ここで押さえたいのは、旧作を公開順に並べても、すべてが一本の物語としてまっすぐ続くわけではないということです。
庵野秀明さんも、カラーが公開した2024年10月13日の文章で、『さらば』と『ヤマト2』の分岐に触れています。同じヤマトでも、異なる展開を持つ作品が存在します。
出典:株式会社カラー公式・ヤマトの複数の世界についての庵野秀明コメント
そのため、初めて見る段階では、まず1974年版を一作見終えることを目標にすると迷いにくいです。その先は、映画を見たいのか、テレビシリーズを追いたいのかに合わせて選びましょう。
『さらば』と『ヤマト2』の両方を見る場合も、「前の映画の出来事を、そのままテレビ版が引き継ぐ」と思い込まず、別の展開として受け取ることが大切です。
順番を間違えたというより、ヤマトには複数の航路があるんよな。最初から全部を一本につなげようとしないほうが、それぞれの作品を楽しみやすいと思います。
『2199』が気に入ったら、リメイクシリーズを順番に追う
『2199』の登場人物や世界をもっと追いたくなった人には、既存のリメイクシリーズを制作・公開の流れに沿って見る方法があります。
基本の鑑賞順は、次のとおりです。
- 『宇宙戦艦ヤマト2199』本編
- 『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』
- 『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』
- 『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち』
- 『ヤマトよ永遠に REBEL3199』
『2205』を章単位で見る場合は、前章「TAKE OFF」、後章「STASHA」の順です。ほかの作品も、話数や章番号の小さいものから進めてください。
確認元:ヤマト公式・シリーズ年表/『宇宙戦艦ヤマト2205』公式イントロダクション
この順番は、既存リメイクシリーズを楽しむためのものです。新作『√2199』へ進むために、全作品を見終える必要があるという意味ではありません。
また、映画や章としてまとめた版と、話数で分かれた版があるため、選ぶ際は収録内容を確認しましょう。「次の作品を借りたつもりが、すでに見た話の別形式だった」という重複を防げます。
『2199』を見終えた時点で満足したなら、そこで一区切りにしても大丈夫です。乗組員たちのその後が気になったときに、続きを選べばよいでしょう。
新作の予習は「全部見る」より、知りたいことを決める
『√2199』をきっかけに過去作を見るなら、予習の目的を一つ決めると選びやすくなります。
- ヤマトの物語に初めて触れたいなら、『2199』本編。
- シリーズの原点を知りたいなら、1974年のテレビ版。
- 旧作とリメイクの表現を比べたいなら、一方を見終えてからもう一方。
- リメイク版の人物たちを追いたいなら、『2199』から続くシリーズ。
大切なのは、過去作で知った設定を、そのまま新作の確定情報として考えないことです。同じ名前の人物や船が登場するとしても、どのように描かれるかは、新作の公式情報や本編で確認する必要があります。
過去作を見る楽しみは、答えを先に覚えることだけではありません。自分がどの人物や場面に引かれるのかを知り、新しい作品を見るときの関心を増やせることにもあります。
「予習せなあかん」と思うより、「このヤマト、ちょっと見てみたい」で始める。そのほうが、長いシリーズとも付き合いやすいんちゃうかな。
まとめ|最初は『2199』か1974年版の、どちらか一作から
初めてヤマトを見るなら『宇宙戦艦ヤマト2199』第1話から、原点を知りたいなら1974年のテレビ版第1話からがおすすめです。
『2199』の『追憶の航海』は総集編、『星巡る方舟』は新作映画です。続きを追うなら、『2202』『2205』『REBEL3199』へ進む流れになります。
旧作は『さらば』と『ヤマト2』のように展開が分かれるため、すべてを一本の時系列につなげようとせず、まずテレビ第1作から触れると分かりやすいでしょう。
新作『√2199』のために、全作品の鑑賞が必要だという公式案内はありません。今の自分が気になった一作を選び、そこからヤマトの世界を広げてみてください。

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