『猫の恩返し』で、バロンと一緒に行動する大きなカラス。名前を思い出せなかったり、「普通のカラスとは違うの?」と気になったりした人もいるのではないでしょうか。
あのカラスの名前は「トト」です。猫の事務所の仲間で、心を持ったガーゴイルという存在。飛ぶ能力を生かして、バロンの活動を支えています。
金曜ロードショーの公式アカウントも、トトを猫の事務所のメンバーであり、バロンの空の移動を担う存在として紹介しています。
この記事では、トトの正体とバロンとの関係、ムタとのやり取りから見える人物像を整理します。
『猫の恩返し』のカラスの名前は「トト」
トトは、バロンやムタとともに、猫の事務所に関わるキャラクターです。
作品名に「猫」とついているので、助けてくれる仲間も猫ばかりのように思えますが、トトはカラスの姿をしています。翼を持つ仲間がいることで、バロンたちの行動できる範囲も広がります。
名前を整理すると、猫の男爵がバロン、大きな猫がムタ、カラスの姿をした仲間がトトです。
トトは猫王の家来ではなく、バロンとともに行動する側の仲間として押さえると、関係が分かりやすいでしょう。
トトの正体は、心を持ったガーゴイル
トトを説明するとき、見逃せないのが「心を持ったガーゴイル」という設定です。
金曜ロードショー公式の紹介には、バロンがトトをそのような存在として紹介する言葉が掲載されています。カラスの姿はしていますが、単に人間の言葉を話す野鳥という説明では捉えきれません。
ここでいうガーゴイルは、建物を飾る彫像などと結びつく言葉です。トトについては、まず心を持つ石像の存在として理解するとよいでしょう。
「カラスなのか、石像なのか」と迷った場合は、姿と正体を分けると整理できます。カラスの姿をした、心を持つガーゴイルがトトなのです。
ただし、誰が作ったのか、いつ心を持ったのかといった生い立ちまで、今回確認した公式紹介では説明されていません。
トトはバロンの空の移動を支える仲間
トトの特徴である翼は、見た目だけのものではありません。
公式紹介では、トトがバロンの「空の足」として能力を発揮すると説明されています。バロンの活躍には、空を飛べるトトの力も関わっているんですね。
また、金曜ロードショーの別の公式投稿でも、バロンとトトがハルを追う場面に触れられています。
参考:金曜ロードショー公式・バロンとトトがハルを追う場面の紹介
この役割を知ると、バロンの冒険を、一人だけで成し遂げているものとして見る必要はなくなります。
ここからは考察ですが、トトは、仲間の力を別の場所へ届ける役割を担っているとも受け取れます。どれだけ頼れる仲間でも、必要な場所にたどり着けなければ力を発揮できません。移動を支えることも、救出に関わる大切な働きなのでしょう。
ムタとけんかするのは仲が悪いから?
トトは、おとなしくバロンについていくだけの存在でもありません。
金曜ロードショー公式は、勝ち気で短気な、物事をストレートに表す性格として紹介しています。ムタとよくけんかをすることにも触れています。
そのため、二人のやり取りだけを見ると、「この仲間たち、大丈夫なん?」と思うこともありそうです。
ただ、口げんかをすることだけで、互いを嫌っていると決めることはできません。少なくとも、公式紹介では、トトは猫の事務所のメンバーとして位置づけられています。
ここからは人物像についての考察ですが、トトとムタのやり取りには、遠慮なく言い返せる関係の面白さもあるのではないでしょうか。
いつも穏やかに話す仲間だけが、頼れる仲間とは限らない。言い合いになる相手でも、それぞれの持ち味がある。そう受け取ると、二人の応酬も、単なる仲の悪さとは違って見えてきます。
落ち着いたバロンのそばに、感情をはっきり出すトトがいる。その違いも、猫の事務所の仲間たちに動きを生んでいるのかもしれません。
まとめ|トトは、翼と個性でバロンを支える仲間
『猫の恩返し』に登場するカラスの名前は、トトです。正体は心を持ったガーゴイルで、猫の事務所の仲間として、バロンの空の移動を支えています。
トトはバロンに付き添うだけの存在ではなく、飛ぶ能力と、はっきりした性格を持つ仲間です。
バロンの姿に目が向きやすい作品ですが、その移動を支えるトトにも注目すると、仲間同士の役割が見えてきます。ムタとの言い合いも含めて、一羽のカラスとして覚える以上の面白さがあるキャラクターですね。

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